3Dフォトブース in Tokyo

3D Photo Booth Main Image

紙媒体での記録が主流、ファックスは必需品。そんな国に住んでいると、日本は世界でも有数のテクノロジー先進国であるということを忘れてしまいそうになる。原宿のEye of Gyreギャラリーで11月24日にオープンする「世界初の3Dフォトプリント」が謳い文句のエキシビションは、まさにそんな最新テクノロジーを披露するもの。今後10年以内には「家庭に一台3Dプリンター」が当たり前になるかもしれないが、この最新技術を実際に試したことがない私たちにとっては未だにSFの世界の話のようだ。

とはいえ、実際は複雑なものではない。コーヒーカップから猫まで、作るように指示されたものならなんであっても、対象物が専用プリンターによって小さな3Dのプラスチック融合体としてコピーされるというもの。今回のエキシビションでは、撮影チームによって人物の肖像写真が撮影されると、それが写真としてプリントされる代わりに、3Dプリンターによって小さなレプリカとして出てくる。まさにミニチュアの自分を手に入れることができるのだ。

サイズは3種類あり(10cm、15cm、20cm)、料金は各21,000円、32,000円、42,000円(グループで撮影の場合は割引される)。フォトブースは2012年11月24日から2013年1月14日までオープンの予定で、予約は公式HPにて受け付け中。プリクラの大ヒットや、最新の流行に敏感な日本人のことなので、今回も大流行になること間違いなし。

詳しい情報と撮影予約はOmote 3D Shasin-Kanの公式HPにて。

執筆:Mark Birtles

翻訳:永田 衣緒菜

2012年11月21日